学年末試験の問題について
(1) 『ソネット』第18番と第55番から空所補充問題(20点)
(2) 講義内容に関する短答式問題(30点)
(3) (論述)『ロミオとジュリエット』について、なぜロミオとジュリエットは悲劇に陥ったのだろうか?(20点)
(4) (論述)『十二夜』にはどのような哲学・教訓が込められているだろうか。各自が学んだところを記せ。(30点)
【授業計画】
前期
【第1回】
導入(講義計画、授業の進め方についての説明)
古くて新しい作品、それが古典である。書かれた時代は古くても、そこに込められた問題は現代の人間達にも切実な問題となっている。第1回目の授業は、古典を学ぶ意義について講述する。
使用するオーディオ教材:Romeo and Juliet. Audio CD, BBC Radio Collection, 1999
【第2〜6回】
『ロミオとジュリエット』(Romeo and Juliet)原典講読と解釈
これも「ロミ・ジュリ」? 前期は『ロミオとジュリエット』を扱うが、シェイクスピアの原典講読を進めていくと共に、まずはその現代的翻案作品の例として、レナード・バーンスタイン作曲の古典的ミュージカル《ウェスト・サイド・ストーリー》(1961年)を取り上げる。
【第7〜10回】
『ロミオとジュリエット』(Romeo and Juliet)原典講読と解釈(続き)
フランコ・ゼッフィレッリ監督による映画《ロミオとジュリエット》(オリヴィア・ハッセー主演、1968年)を通して、原作をいかに映像に表現していくかを学ぶ。
後期
【第11〜14回】
『ロミオとジュリエット』(Romeo and Juliet)原典講読と解釈(続き)
バズ・ラーマン監督による映画《ロミオ+ジュリエット》(レオナルド・ディカプリオ主演、1996年)を通して、現代版「ロミ・ジュリ」の演出における長所・短所を考察する。
【第15〜28回】
『十二夜』(Twelfth Night) 原典講読と解釈
後期は、シェークスピア喜劇の傑作『十二夜』を味わう。わけあって男装してシザーリオと名乗り公爵に仕える女性ヴァイオラを中心に繰り広げられる恋模様。一見ドタバタ風な展開の中にも、人生に対する深い洞察が込められつつ、もつれた糸が解かれていく。このような喜劇に見られるシェークスピアの人間観を考察する。
〈次回〉
2003年1月15、16日
ヴィデオ『十二夜』 ケネス・ブラナー版 学年末試験の問題に関するお話もします。
使用するヴィデオ教材:
Twelfth Night. (Director: Trevor Nunn. Starring: Helena Bonham Carter et al., 1996)
Twelfth Night. (Director: Neil Armfield, Kenneth Branagh. Renaissance Theatre Company, 1998)
使用するオーディオ教材:
Twelfth Night. Audio CD, BBC Radio Collection, 1999
Twelfth Night. Audio CD, Arkangel Productions, Penguin Group, 1998
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