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関西大学文学部 2003年度
美学美術史学 専門演習
【講義概要】
本演習は、卒業論文作成の準備として、受講生各自の研究テーマと研究方法の探求を目的とする。
前期は、美学美術史学の様々な分野で重要な意義を持つ「模倣(ミーメーシス)」の概念について、最新の研究書を用い、広く歴史的な視野に立って学ぶ。また、さまざまな藝術領域について行われている現代の諸議論を、受講生によるグループ発表・討論によって学んでいく。後期は、受講生各自の研究発表と討論を通じ、各自の研究における基礎構築を目指す。
【授業計画】
前期
第1回 (4月7日)
導入: 顔合わせと自己紹介を兼ねて、科目担当者と受講生各自の関心領域などについて話す。また、前期で使用するテキストの扱いについて説明し、第7回(5月26日)以降の発表グループを決めて、担当論文を選考する。
第2〜5回 (4月14日〜5月12日)
模倣藝術論研究(第1シリーズ): 模倣概念に関する最新の研究書(教科書(1))を用い、この「古くて新しい問題」が現代の美学・藝術学にいかに関わっているかを学ぶ。
第6回 (5月19日)
総合図書館で図書館書庫を見学し、利用ガイダンスを受けて書庫の入庫資格を得る。その後、図書館司書の指導の下で、情報検索ツール実習を行う。
第7〜13回 (5月26日〜7月7日)
藝術に関する諸議論(教科書(2))の中から各自の関心領域に従って選読し、グループ単位で発表・討論を行う。
なお、その間に何回か、後期に行う個人発表のテーマを探求する機会を設ける。
6月16日:個人発表テーマに関するアンケート実施
必要に応じて個人面談(日時応談)を行う。また、後期発表日程も6月中に決定しておく。
後期
第14〜16回 (9月22日〜10月6日)
模倣藝術論研究(第2シリーズ): 教科書(1)の議論に即して藝術論の諸問題を討論する。
第17〜23回 (10月27日〜12月15日)
受講生各自による研究発表と、参加者全員を交えた討論を行う。
第24回 (12月22日)
研究発表の予備日: 前週までに全員の発表が終わっている場合は、別に討論テーマを設定する。
第25回 (12月24日) 休講
第26回 (2004年1月7日)
自由討論 (Quodlibet): 受講生諸君から自由にテーマを出してもらって討論する。研究・進学上の相談も可。
【教科書】
(1) Halliwell, Stephen. The Aesthetics of Mimesis. Princeton, 2002.
(2) Neill, Alex., Ridley, Aaron. (eds.) Arguing about Art: Contemporary Philosophical Debates. 2nd Ed. Routledge, 2002.
なお、上記教科書の扱いについては教室で指示する。
【参考書】
教室で適宜指示する。
【評価の方法】
試験は行わずに、平常点で総合的に評価する。
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