大阪明浄大学観光学部
加藤素明研究室On Line
UPDATED: 17 February, 2004
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関西大学法学部(デイタイム・コース) 藝術学b 2004年度秋学期

パフォーミング・アートの諸相 II
「オデュッセウス伝説と英雄冒険譚の系譜」

【講義概要】
 ホメロス『オデュッセイア』に見られるオデュッセウス伝説を概観し、いわゆる「英雄冒険譚」に表れるさまざまなモチーフについて考察する。その上で、同様の叙事詩を取り上げて比較検討を行いたい。今年度はその材料として『ニーベルンゲンの歌』(ワーグナーによる楽劇《ニーベルングの指輪》)について考究し、また、その神話モチーフの現代的反映として映画《スター・ウォーズ》を取り上げる。

【授業計画】
「オデュッセウス伝説と英雄冒険譚の系譜」
1 オデュッセウス伝説
 (1) 「英雄」とは何か
(2) 『オデュッセイア』概説
 (3) 『オデュッセイア』物語構造の分析
2 英雄冒険譚としての神話
 (1) 『ニーベルンゲンの歌』概説
 (2) 楽劇《ニーベルングの指輪》の分析
 (3) 英雄冒険譚のプロット分析
3 神話と神話学
 (1) 神話学の「英雄」観
 (2) 神話学による神話形成:映画《スター・ウォーズ》の分析

【評価の方法】
期末筆記試験で評価する。

【教科書】
 特に指定はせず、必要に応じて配布資料を用いる。また、出来れば各自で、ホメロス『オデュッセイア』(上下巻、松平千秋訳、岩波文庫 1994)を読んでいることが望ましい。

【参考文献】
講義中に適宜指示する。