関西大学法学部(デイタイム・コース) 藝術学a 2004年度春学期
パフォーミング・アートの諸相 I
「オイディプス伝説とギリシア悲劇」
【講義概要】
ギリシア悲劇の代表作であるソポクレス作『オイディプス王』を概観し、伝説モチーフをいかに劇に作っていくかを、アリストテレスが『詩学』で展開した創作論との比較を通じて考察する。同時に、オイディプス伝説を扱った映画やオペラ等を参照し、その現代的再現方法・諸解釈についても考察する。
【授業計画】
「オイディプス伝説とギリシア悲劇」
1 オイディプス伝説
(1) オイディプス伝説
(2) ソポクレス作『オイディプス王』
(3) ギリシア悲劇におけるオイディプス伝説
2 アリストテレス『詩学』とギリシア悲劇
(1) アリストテレス『詩学』
(2) 『詩学』のギリシア悲劇論
(3) 『詩学』と『オイディプス王』
(4) オイディプス劇の実際
【評価の方法】
期末筆記試験で評価する。
【教科書】
特に指定はせず、必要に応じて配布資料を用いる。また、出来れば各自で、ソポクレス『オイディプス王』(岡道男訳、『ギリシア悲劇全集』第3巻、岩波書店 1990、または藤澤令夫訳、岩波文庫 1967)を読んでいることが望ましい。
【参考文献】
講義中に適宜指示する。