大阪観光大学 観光学部
加藤素明研究室On Line
UPDATED: 5 September, 2011

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映像文化論 2011年度 (金3後期)

名監督の映像術

【科目の系列】 専門科目(展開) 
【年次】2年次 【学期】後期 【単位】2単位

【講義の目的】
 映画、写真などの映像メディアを用いた作品について、さまざまな角度から研究する。  今年度は、「巨匠」と称される映画監督たちの作品を見ながら、その映画技法について学び、映像独特の表現形式を研究する。



【講義計画】

【第1〜6回】 第1部 黒澤明の映画術
 《七人の侍》、《どん底》、《隠し砦の三悪人》などを作り、西洋人にも高い評価を得ている「世界のクロサワ」の映画技法について講述する。
【第1回】黒澤 明 《七人の侍》(1):ダイナミックな映像作り(1)
【第2回】黒澤 明 《七人の侍》(2):ダイナミックな映像作り(2)
【第3回】黒澤 明 《七人の侍》(3):ダイナミックな映像作り(3)
【第4回】黒澤 明 《七人の侍》(4):編集のテクニック(1)
【第5回】黒澤 明 《七人の侍》(5):編集のテクニック(2)
【第6回】黒澤 明 《七人の侍》(6):編集のテクニック(3)

【第7〜10回】 第2部 小津安二郎の映画術
 《東京物語》、《晩春》、《麦秋》等で世界的に高い評価を得ている小津安二郎の映像作りの秘密を、代表作《東京物語》から学ぶ。
【第7回】小津安二郎 《東京物語》(1):「日本的な美」の表現(1)
【第8回】小津安二郎 《東京物語》(2):「日本的な美」の表現(2)
【第9回】小津安二郎 《東京物語》(3):「日本的な美」の表現(3)
【第10回】小津安二郎 《東京物語》(4):映画に「文法」は存在するか?

【第11〜15回】 第3部 山田洋次の映画術
 《男はつらいよ》シリーズでその名を馳せ、《家族》、《幸福の黄色いハンカチ》、《遙かなる山の呼び声》等の名作を生み出した山田洋次の脚本と映画作成の方法について講じる。
【第11回】山田洋次 《男はつらいよ42 ぼくの伯父さん》(1):日本的なノスタルジアの表現(1)
【第12回】山田洋次 《男はつらいよ42 ぼくの伯父さん》(2):日本的なノスタルジアの表現(2)
【第13回】山田洋次 《男はつらいよ48 寅次郎紅の花》(1):旅情の表現(1)
【第14回】山田洋次 《男はつらいよ48 寅次郎紅の花》(2):旅情の表現(2)
【第15回】山田洋次 《男はつらいよ48 寅次郎紅の花》(3):旅情の表現(3)




【受講に当たっての留意事項】
講義時数3分の1を超えて欠席した者には、期末試験の受験資格を認めないので注意すること。

【教科書】(授業で常時使用する分)
特に指定せず、必要に応じてハンドアウトを使用する。

【参考書】
西村雄一郎 『巨匠たちの映画術』 キネマ旬報社、1999

【成績評価の方法】
期末試験の成績によって評価する。

(c) Motoaki Kato, 2011